

種まきの方法 (種を直接畑にまく時)
野菜作りの基本作業である種まきは、大きく分けてすじまき、点まき、ばらまきがあります。
点まき
こちらは、種を数粒ずつ等間隔にまくことです。女性の握りこぶし程の円の凹みを作り、数粒ずつまきます。トウモロコシやインゲン、タマネギなどをまくときにこの方法を使います。
ばらまき
土の上に直接種をばらまくまき方で、発芽に光が必要な植物は、直接土の上に種を振りかけるだけです。
すじまき
土の上をなぞり筋を付けるか、支柱などの細く長い棒状のものを地面に押し当てて列状の溝を作ります。その溝に種を等間隔で種をまいていく方法です。コマツナやホウレンソウ、ニンジンなどの種のまき方がすじまきになります。
まきすじの深さや条間は野菜の種類によって異なりますが、だいたい1cm間隔で均等に1粒ずつまいていきましょう。
ポットまき
ポットに種をまきある程度苗を育ててから畑に移植する方法。ニンジンや大根など直根ものは不向き!


間引き
間引きで丈夫な株を残す
畑に種を直まきする場合は、種を多めにまくので、発芽後に間引きします。双葉の形がそろってきれいなもの、成長のよい株を選んで残すのがポイント。間引きで株間をとり、通気をよくして病害虫を防ぎ、作物を大きく育てましょう。収穫までに2、3回の間引きをして、最終的な株間をあけるようにします。
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保温・防霜・発芽促進、防虫に効果があります。
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通気性、通水性があります。
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支柱の立てかた(直立式)
直立式
野菜の株の脇にさす、1本仕立ての支柱です。植えつけたばかりの苗にとりあえず添えるときや、小さな畝で1株ずつ支柱を立てる場合に使う方法です。こんなときに。
こんな野菜に 植えつけ直後の苗に。トマト、ピーマンなど
支柱の立てかた(合掌式)
合掌式
支柱を斜めに交差させるようにさし、横に1本渡して固定する立て方です。長さ210~240cm、太さ10~20mmほどの支柱がよく使われます。さらに、たすきに1本支柱を加えると、頑丈になります。
こんな野菜に トマト、キュウリ、インゲンマメなど


支柱の立てかた(スクリーン式)
スクリーン式
1本ずつ立てた支柱を柱にして、ツルもの用ネットを張ったタイプです。長さ210~240cm、太さ15~20mmほどの支柱がよく使われます。
こんな野菜に